今週末のこと

🥟🥟🥟
pocketmomonster 2023.01.09
誰でも

お昼にブリックレーンという古着で有名な文化的っぽい街に行こうと言うことで、ランチはミャンマーの料理を食べる。台湾の麺線に似たヌードルもおいしかったし、お茶の葉のサラダがナッツがたくさん入ったアジアのコールスローと言う感じでおいしかった。

たくさんマーケット見たけど自分が全然古着やアンティークアクセサリーに興味湧かなくてびっくりした。夏場なら素敵なドレスとかありそうだけどそもそも冬服に興味が無いんだった。

一緒に行った男の子はずっとレコードを見ていて、私は本屋でナイスレイシズムという日本で読んでた本の英語のやつ(安い)を発見して買った。自分をリベラルだと思ってる人たちの無自覚の蔑視とか振る舞いについて書かれてる本なんだけど、本当に最近思うところあってモヤモヤしている。

男の子に初めて会った時、話も合ったし当然ロンドンの人間なんて選挙くらい行ってるっしょという前提で、私は選挙に行かない人のことをリスペクトできないよと言ったら、自分は行ったこともないしやり方も知らないと言っていて、あ、しまった、、という瞬間があった。帰って投票率調べたらまあ日本よりかは全然マシだがもちろん全員が行ってるわけじゃないんだよねと確認し、私はイギリスの政治や社会の仕組みのこと把握してないし、彼には彼の背景があるので他の国の人をそんな風にジャッジする言葉を軽はずみにしたことを恥ずかしく思った。昨日、本を買った後でナイスレイシズムの意味とかから始まり、日本人がナチュラルにセクシストでレイシストになってしまう理由や教育の欠如について話している流れでその時のことを謝ることができた。自分が何故日本で、選挙に当然のように行くと思ってるかと言う理由を話し、理由の一つとして、全体のバランスを取るためなんだよとか伝えていたら、自分も次の選挙は行くことにするよと言っていて、非常に嬉しかった。同じこと言ってもただ険悪になってしまう人がいる一方で、心の底から相手をリスペクトしている状態で伝えたらうまくいくこともあるんやなと思いました。

見えてるものも過ごしてきた環境もそれぞれが違うということが念頭に無いのに、アメリカなどで書かれたアカデミックな"進んだ"本をそのまま理想にしてそれだけが正しいと思ってるフェミニズムを論じる人たちが苦手です。本当に思慮深くなるというのは勇気と胆力のいることだと思う。自分含めみんな自分のことであっぷあっぷだから、すぐ分断してしまうのがしんどい。まあ信頼してる人たちと会話していくしかない。

人と餃子を1から作ることを愛している私、コロナ禍は全くできなかったから久々にできて嬉しかった!かわいい形の餃子を作るとなんでこんなテンション上がる?ネギが見つからなくてパクチーを大量に入れた。

スピリチュアルな考え方をする人、東京だとハハ、、という扱いだったけどこっちで会う良いバイヴスを持ってる人は少しそういう傾向がある。漠然とした何かを信じている。あまり思い通りになることがない社会だとそういう風になるのは当然だし、今の自分も見習う部分はあるなと思った。

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