BTS CLUB NIGHT

冷静に書き留めたさはあるのだけど、思い出しただけで胸がいっぱいになるような気持ちの今覚えておきたくて長文書きます。誰に向けて書くべきなのかもはやわからない。
昔DMM英会話やってる時ハワイに住んでる先生が I like being armyと言っていて、その言葉が頭に残っている。
二年前にBTSを好きになってから、SNSでたくさんのARMYと知り合い交流を深め、社会問題について自分と同じ角度から目を向けている人たちがとても多いのが嬉しく心強く、自分の人生を話す際には欠かせない大きな拠り所というかコミュニティになっている。主に東京にいる人たちとは一緒に飲みに行ったり選挙前には支持政党の街宣とかで落ち合う人もいる。
サウジアラビアやブラジルでの熱狂を目にして、いつか海外のファンダムの人々と話すのが憧れの一つだったんだけども、ロンドンに着くなりメンバーのお誕生日イベントを覗いたりして皆快く友達になってくれたりした。そして昨晩、ロンドンの北のほうにあるGarageというクラブへ、楽しみにしていたBTS Club Nightに行きました。
23時ごろ駅着くなりイタリア人のアミたちと一緒になり一緒に行ったんだけど、入場時間前はすごい行列ができていたらしい。
私はクラブ行くの大好きなんですが、テクノを聞きに行くのが好きだから、なんというかDJの妙を楽しむみたいな感じになっていたし集中力いるイメージがあった。Covidのせいで東京では近頃行ってなかったけど、変な人に失礼な振る舞いをされないか注意しながらサクッと行くスタイルだったから、早くベストフレンドのななちゃんインソウルと夜遊びしたいな~とずっと思い続けている
そして昨晩の三時間半、なんて形容したらいいかわからないのだけど、あのクラブ体験は全ての人ができるものじゃないと思う。
着くや否やリリースされたばかりのRush hourで盛り上がっていて、もうそこから一瞬の休みもなくBTSの曲がかかり続けるんである。一曲ごとに本気の悲鳴、どよめきが上がって楽しいんだけど、その場にいる人にとってそれぞれ違う形で特別な曲であることに気付いて今胸いっぱいになってる。エアコンがないからものすごい湿気と熱気で服がずっとビショビショだった。
人種の多様さはもちろんだけど、初老と言っても差し支えない先輩方や趣味嗜好様々な若者たち、色んなセクシュアリティの人が思い思いに歌ったり踊ったりしている様を想像してみてほしい。みんなBTSが大好きだからここにいるということも。愛で解放されていたって形容しかできない。
横にいたインド系の子、ずっと彼女は踊り続けていて、本当にきれいで思い出しただけで泣けそう インスタ交換した!
本当にずっとみんな歌っててずっと笑ってて最高だった。英語プラス爆音だからたまに話してもあまり何言ってるかわからないんだけどホビソーセクシーとかsopeとかはすぐ理解できてよかった。
最高すぎて感極まってたのもありあまり覚えてないんだけど、Dimpleがかかった瞬間あまりにも最高で何!?と思ったらDimpleだった
Ddaengの創作Tシャツ着た女の子は曲かかった時の様子良かったな

Euphoriaではものすごく踊ってるかっこいい子たちが黄金マンネのチャントしていてすごく良かった
ずっと近くで歌ってた白人の子は、BTSのおかげで生活するのが楽しいよねえと話したら本当それ、、と一緒に涙ぐんでた。ラップも完璧でずっとご機嫌に絶唱していたのだが終盤、電話の充電切れ迎えに来てくれるはずの人とはぐれてしまったらしくめちゃくちゃダウナーになってて、2.3人でなんとかしようとしてた時に待ちくたびれて半ギレのお友達が迎えにきた瞬間があった お騒がせでよかった
一時間くらいステージでコピーダンス披露の時間がありDJ中に男女4、5人のダンサーが踊る余興みたいなのがあって、とても盛り上がっていたが、いらなかった。
愛のあるコピーは素敵だがうまさを誇るコピーダンスをあのような場所で見るのほんと嫌だなと思った。自分の横で踊りたいように踊ってる彼女の様子を見る方がどれだけ喜びに溢れていることか!一時間で終わってよかった。
私はずっと踊りが大好きだったけど、上手じゃないからレッスンなど行ってもどこかずっと楽しくなかったのだが、数年まえからフラとタヒチアンを真面目に始め、シンプルな動きを限られた動きの中でやることでダンスの快楽を知ったところがある。それが他の踊りを踊る時にも生かされてるなと感じていて、なんのために人は踊るのかなと理由について考え続けている最近。自分の解釈を持ちながら自分の表現を超えられることが一番すてきなことだなと思う。コンテスト的に可視化されてるダンスもかっこいいと思うけど、今じゃないよね!?という気持ちでした。
何人か、ナンパ目的のため一人で来てる男性陣がいたのだが、みんな見たことないけど同じ顔していて滑稽だった。女性たちの狂乱を見て驚きと苦笑いの顔つき。きっとほんの少しの侮蔑もあるんだろうな~ 圧倒的に居場所がいない空間は確かに人をそういう表情にさせるのかもしれない
日本から野田地図のためロンドンいらした方と一緒に楽しめたのもすごく良かった。二人お子さんがいて退職直後の旅行をしてる方だったんだけど、観劇後休憩なしで深夜3時まで爆踊りするロンドン旅行、強い!
もう頭の先まで浸かったファンなのでよくわからないけど、曲がやっぱりいいよねって思うしDJの人のセンスも良かった気がする。
最後の曲が終わった後、trivia承loveかけてよと言いにいったらyet to comeかけないなんてと詰め寄ってる人がいて、運営の人がみんなのリクエストには答えられないんだよといっててそうだなと思った。また絶対に行って、その時こそ聞きたいし、本当~にBTSのコンサートに行ける日がきたなら絶対海外公演行きたいとなりました。

彼らはそこにいないのに、信じられないくらい素敵な夜でした。
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